包茎が精神的健康に与えるマイナスな影響|さぎぬま泌尿器科・美容クリニック|川崎市宮前区の泌尿器科

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包茎が精神的健康に与えるマイナスな影響

包茎が精神的健康に与えるマイナスな影響|さぎぬま泌尿器科・美容クリニック|川崎市宮前区の泌尿器科

包茎が精神的健康に与えるマイナスな影響

包茎が精神的健康に与えるマイナスな影響

男性の生殖器官の総称である男性器(Male Genitalia)。男性器に含まれる諸器官の中でも体外に露出している、陰茎(penis)、亀頭(glans)、包皮(foreskin/prepuce)は男(雄)を特徴付ける身体的な特徴を有しており、男性同士でも成長には個人差があります。包皮により亀頭が自然に露出しきらない状態なのが包茎(phimosis)です。

皆さんは「包茎」と聞いて、どのようなマイナスイメージを持っていますか?

包茎は常に皮が被ってしまう、陰毛が絡む、相手からの視線、陰茎や亀頭サイズの比較、白いカスや臭い、早漏、など性生活や日常生活に実質的な損害を与えるだけでなく、特に心の健康にも深く関わっています。こころは身体の状態と相互に強く結びついており、悩み、不安、ストレスなどを持ち続けることは、精神的だけでなく身体的にも負荷を与え影響を及ぼします。手術は包茎の根本的な原因を取り除き、治すことを目指した治療法ですが、それに伴い後ろめたく恥ずかしいイメージが払拭され、心の余裕と心理的な安心感への変化など精神面に変化も生じます。それはポジティブな未来を描き、その後の人生に大きな影響を与えます。つまり包茎手術はただの手段ではなく、あなたの人生を豊かにする鍵、新しい世界へのパスポートでもあります。

本記事では包茎がメンタル面に与えるデメリットと関係性、そして包茎手術という選択肢が人生にどんなメリットをもたらすかを心理学領域である心身医学的視点から包茎について踏み込んで解説します。

包茎(Phimosis)の医学的知識

包茎(Phimosis)の医学的知識

包茎は通常時は包皮に包まれているが剥くことで亀頭を露出できる「仮性包茎」、力を入れても剥くことができず亀頭が全く露出しない「真性包茎」、包皮の出口が狭く亀頭を露出させようとすると亀頭や陰茎が締めつけられる「陥頓包茎」などがあります。
誰もが最初は包茎の状態で生まれてきます。通常、外性器の発達段階として、包茎は成長と共に解消(包皮は反転されて亀頭部は分離し露出)されますが、思春期以降も包茎の状態が続く場合は包茎手術が必要になる場合があります。

仮性包茎 (False Phimosis)

仮性包茎は「仮の包茎」という文字の通り、通常時は包皮に包まれ勃起時又は手で包皮を翻転させることで亀頭を露出させることができる状態をいいます。擬似包茎(Pseudo Phimosis)あるいは不完全包茎(Incomplete Phimosis)ともいわれます。

医学的に病気とされていないため、日常生活や性生活に支障をきたさない限りは治療の必要はありません。ただし見た目のコンプレックス、恥垢が亀頭環状溝と包皮の間に留まるなど衛生面の改善、性行為時の摩擦や負荷により生じる痛みなどに悩む場合は包茎手術の検討をすることも1つの方法です。

真性包茎 (True Phimosis)

完全包茎(Complete Phimosis)とも呼ばれます。真性包茎とは、包茎のうち包皮をむいても亀頭が露出しないものをいいます。包皮の出口(包皮輪/包皮口)が非常に狭いことや、亀頭と包皮内板の一部もしくは広範囲が癒着していることから生じます。健康保険でも治療される疾患でもあり、包皮環状切除術(Circumcision / Posthetomy)あるいは包皮背面切開術(Dorsal slit of prepuce)の適応となります。

真性包茎である人は、目に見えるところである分、見た目にコンプレックスを抱える人が多いです。人目が気になるあまり、女性と関係を持つことに消極的になってしまうこと、射精自体は可能なものの包皮が引っ張られることで痛みを生じることが多いです。また、衛生面的にも細菌による炎症や性感染症の温床、悪臭、包皮により亀頭の正常な成長の阻害、陰茎癌などの病気を引き起こす危険性もあり治療が推奨されます。

陥頓包茎 (Incarcerated Phimosis)

陥頓包茎とは、真性包茎の人や包皮の出口(包皮輪/包皮口)が狭い仮性包茎の人が、亀頭を露出させようと無理に包皮を剥いた時に戻せなくなってしまい、亀頭や陰茎が締めつけられる状態をいいます。

陥頓包茎は放置すると、締めつけが原因の血行障害により亀頭が赤紫色の腫れて痛みを伴い、最悪の場合壊死につながる医学的緊急性の高い状態です。速やかに手で元の正常な位置に戻して直す必要があり、それが難しい場合は早急に手術をすることが望ましいです。

包茎は何となく恥ずかしいもの?

WHO報告書に基づく国レベルでの男性割礼の普及率の世界地図

海外における包茎手術(Phimosis Surgery)は、宗教上の観点から成人の通過儀礼である割礼(かつれい)として、また戦争時に伝染病を予防し公衆衛生を向上するための手段として推奨された歴史を持ちます。性格な割礼(Circumcision)の起源は不明ですが、最古の文書は古代エジプトまで遡り、世界で最も古い医療処置の一つとされています。
予防的医療目的としては1850年代にイギリスで始まり、その後広く普及し、性感染症を予防する方法として主に確立されました。それ以外にも世界中の多くの文化や宗教で重要な役割としてアメリカ、オーストラリア、カナダ、韓国、アフリカの大部分、アジアにも広がっていきました。アメリカでは第二次世界大戦の際に、伝染病を予防するためとして積極的に包茎手術を推奨した経緯があり、現在、世界中の割礼手術の約半数は、予防的医療目的で行われています。
2020年にWHOが述べている通り、世界の主要な医療機関や文献の間では医療専門家が安全な条件下で割礼を実施すれば、高リスク集団におけるHIV予防に効果的な介入であるということでコンセンサスが得られています。これは包皮の切除がHIV-1感染を受けやすいCD4陽性T細胞やランゲルハンス細胞が豊富に存在する亀頭包皮を除去するため感染防御に貢献している可能性があるためです。

日本においても、包茎は子どものペニス、露茎は大人のペニスという考えが江戸時代からあったことが文献から明らかとなっています。当時、包茎は「皮かぶり」、「すぼけ」などと隠語を用いてからかいの対象でした。また徴兵制度の身体検査が始まると男性は皆、自分で陰茎をむいて包皮をたくし上げて亀頭冠にひっかけて亀頭を露出させていたといいます。
諸外国と比べ、日本においては心理的に「包茎は何となく恥ずかしいもの」という意識が根強く残っていることが伺えます。

包茎がメンタルに与える悪影響

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日本において包茎は文化的に「恥ずかしいもの」という意識が根強いです。恥の感覚や意識は包茎患者の自分の性器への劣等感や、性行為の際の不安や緊張、結果として生じる勃起障害などのさまざまなメンタルへの悪影響を及ぼします。

自分の性器に対して劣等感を抱きやすい

包茎であると、自分の性器の見た目が気になったり機能的な不調を抱えていたりすることによって、劣等感を抱きやすくなります。劣等感を感じやすい人にとって不特定多数の人が集まる銭湯、旅行先の温泉やサウナなど集団入浴の場、性行為の際など、人目に自分の性器が晒される機会はつらいものになります。自身が包茎であるために、裸を見られることに対して抵抗感を感じたり、親しい人から場を盛り上げるための冗談の対象にされたりすることで、苦手意識や消極的な考えを持つ原因にもなり得ます。
結果として、自分の性器に自信が持てないことでプライドが傷つき、他者との裸の付き合いを避けるようになるかもしれません。

性行為の際、不安や緊張を覚えやすい

性行為に対する不安要因の潜在性として共通するのは、自分の外見に自信が持てないことに起因されるボディ・イメージです。いわゆるセックス中、痛みや早漏が生じるかも、上手くできず変に思われるかも、避妊具が途中で外れたりするかも、など相手を満足させられるのかという自分の能力や性能に不安を感じる人は多いです。このような自信のなさが不安や緊張へとつながります。
不安が高まると身体が緊張することで痛みを感じやすくなりますし、早く射精してしまうかもと思い込むことにより、本人やパートナーが期待される時間よりも更に早く射精してしまう可能性が高まります。
また包茎であると、包皮とコンドームが擦れて外れやすいため、「パートナーを想う避妊の大切さ」の観点からも注意が必要です。

プレッシャーから勃起障害になる可能性が高まる

包茎が心因性の勃起障害を発症する確率を高めることが心身医学研究の分野で示唆されています。
包茎である人の中でも一部の人は、自分の性器に劣等感を抱き、性行為の際にさまざまな不安や緊張を覚えることから、性的な場面やデートなど特定の状況を避けるようになるといいます。苦手な場面を避けることで不安や緊張は一時的に緩和されますが、性的な場面やデートに慣れる貴重な機会も失うことになります。これは、訪れたタイミング・機会を逃すことで本来得られるはずの利益を失うため、未来的な損失又はチャンスロスとも呼ばれています。「チャンスの女神に後ろ髪はない」という諺もあるように、人生で後悔するのは「失敗」よりも「機会損失」なのです。

結果として、性的な場面に向き合うことが怖くなり、ますます避ける負のループが起こりがちです。
上記の状況がさらにひどくなると、心因性の勃起障害を発症することになりかねません。

参考文献:大山武司(1980).「包茎患者における心身医学的研究-特にインポテンスとの関連について-」『泌尿器科紀要』26,2,p137-143.
https://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/2433/122597/1/26_0137.pdf

心因性EDの原因はメンタルの負のループ

心因性EDの原因はメンタルの負のループ

男性の性機能の要である勃起と射精は、自律神経によってコントロールされており、その自律神経は活動時や、緊張やストレスがあるときに働く「交感神経」と、寝ている間やリラックスしているときに働く「副交感神経」に分かれます。
勃起は中枢への性的な信号(視覚・聴覚・味覚・嗅覚・想像)や陰部への触覚などが刺激となり、仙髄にある勃起中枢(S2-4)が興奮し、副交感神経である骨盤神経を介して陰茎海綿体の血管及び海綿体洞の平滑筋を弛緩し、多量の血液が流入することから始まります。
つまり勃起のメカニズムは、リラックスしている副交感神経が優位の際に生じ、射精する瞬間は交換神経が優位になるのが通常です。ところが、性的快感がピークに達する前に不安や緊張などのストレスにより先に交感神経が優位になってしまうと中折れ(弛緩していた各平滑筋が収縮し、海綿体内の血液が流出し勃起が終了)が生じやすくなります。

一度、勃起や射精の失敗を経験してしまうと、その苦しさや怖さから「また失敗したらどうしよう」と状況がまた繰り返されるのではという不安感に襲われる予期不安が生じます。こうして、予期不安により何度も失敗を繰り返すという悪循環が形成されるのです。

勃起障害(Erectile Dysfunction)とうつ病(Depression)の関連性

勃起障害(Erectile Dysfunction)とうつ病(Depression)の関連性

勃起障害(ED)とうつ病に双方向に関連性があり、1970年代から指摘されていました。EDは器質性ED、心因性ED、混合性EDに分類されますが、うつ病を患っているといずれのEDも発症しやすくなることが分かっています。
うつ病により心身のエネルギーが低下すると、性行為を行う気力や体力がなくなり性生活に影響を及ぼします。性欲の減退はうつ病の診断基準の1つです。
またうつ病の治療薬であるSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)は、快感や興奮をつかさどる神経伝達物質であるドーパミンの分泌を抑制する働きがあります。そのため、抗うつ薬の服用によっても勃起障害は生じやすくなります。

性に関する悩みを人に相談するハードルは高く、うつ病による勃起障害の悩みを1人で抱え込む人は多いといわれています。そのまま放置しているとうつ病を悪化させることもあり、泌尿器科を標榜する診療科の医療機関に受診する必要があります。

参考文献:穴戸壽明(2002).「勃起障害を合併したうつ病の2症例におけるmilnacipran(SNRI)の使用経験」『精神医学』44,1,p71-74.

自分の性器が醜く感じる、醜形恐怖症

自分の性器が醜く感じる、醜形恐怖症

醜形恐怖症(Body Dysmorphic Disorder)は、他人が客観的に見ればそれほどの欠点ではないものの、本人が「自分は醜い」、体の一部が「人より劣っている」「おかしい」と捉えて苦しむ精神疾患の1種です。
醜形恐怖症の中でも性器へのコンプレックスは女性よりも男性の方が多いといわれています。一旦、気になりだすと止まらず、症状が酷くなると除毛や洗浄が儀式化してしまったり、銭湯やプールなど裸になる機会を避けてしまったりするようになるのが特徴です。

性器に関するコンプレックスが原因

性器の形や色は個人差が大きく、一般的な性器の定義は曖昧です。例えば、包茎であることも醜形恐怖症の発症の要因になり得ます。
性器の匂いが気になる、見た目が普通ではないのではないか、パートナーを満足させられなかったらどうしようと思い悩み始めるときりがなく、また一度気になりだすと、ぐるぐると考え込んでさらに不安や緊張が高まる悪循環に陥りがちです。

主な治療法は薬物療法と認知行動療法

醜形恐怖症による性器のコンプレックスは、見た目の問題を改善することで解消されるものと、それだけでは収まらないものと、があるため注意が必要です。
見た目を変えても症状が続くようであれば、心療内科などの受診や心にアプローチをする治療に取り組むことも推奨されます。また、薬物療法ではうつ病や不安・強迫症に効果のある薬が処方されます。認知行動療法では、問題となっている洗浄や外出恐怖について、行動を変えることで症状の軽減を図ります。

泌尿器科で手術を受けることも選択肢の1つ

性器のコンプレックスが、見た目の問題を改善することで解消できそうな見込みがあれば泌尿器科で包茎手術を受けることも選択肢に入れてみて良いでしょう。
審美目的の治療を考える際は手術の目的を明確にし、予算や治療期間、治療のメリットとデメリットを確認し医師や看護師など医学的知識を持つ専門家と詳しく話し合うことが大切です。

参考文献:原井宏明(2022).『醜形恐怖症 自分の容姿が許せないあなたに寄り添う本』.河出書房新社,p160

コンプレックスを説いた心理学者、アルフレッド・アドラー

コンプレックスを説いた心理学者、アルフレッド・アドラー

今や、コンプレックスという言葉は日常的に使用されています。心理学の分野でコンプレックスの意味を深く掘り下げた人物がいます。オーストリアの精神科医であるアルフレッド・アドラー(Alfred Adler)がその1人です。アドラー自身、幼少期にくる病に悩まされ虚弱であった経験を持ち、健康な兄と自分を比較して劣等感を抱いていたようです。そんなアドラーは開業時代に道化師と出会い、劣等生をバネにして芸にする彼らをみて1907年に「器官劣等性」の研究論文を刊行し発表したといわれています。

器官劣等性と補償の関係

器官劣等性とは、生まれ持って機能的に劣っている身体機能を指します。例えば、日常生活に支障をきたす状態の包茎も器官劣等性であるといえます。
アドラーは、人間は生まれつき人より劣っていたくない、優れていたいという欲求を持ち、劣っている状態であれば、劣っていない状態や、より優れている状態を目指すものであると述べました。これを「補償」と説明しています。

劣等コンプレックスとは

器官劣等性は自分自身をより良い状態にするためのスパイスとなりますが、気にしすぎると「劣等コンプレックス」に陥る可能性もあるため注意が必要であるといいます。
劣等コンプレックスにより「自分は劣っている」という考えが強まったり、自己肯定感が低くなったり、劣等意識を補償するための問題行動が増えてしまったりと、さまざまな問題につながることが考えられるためです。

優勢コンプレックスとは

劣等コンプレックスが強烈で、さらに複雑化すると、優勢コンプレックスに陥る可能性が高まります。優勢コンプレックスとは、他人を下げてバカにすることで自尊心を満たし、優越性を誇示することをいいます。「包茎だとバレたくない」と浴場で見栄剥きをする人の中には、優勢コンプレックスを抱える人が少なくないでしょう。その背後には器官劣等性の深い傷つきがあることが考えられます。

「理想の自分」を明確にし、自分自身と競うことが大切

私たちはつい他者と自分を比較しがちです。しかし、追求すべきは自分にとっての理想の自分であり、他者よりも優れていることではありません。もし、包茎であることに器官劣等性を感じているのであれば、劣等コンプレックスや優勢コンプレックスの罠に落ちてしまう前に、適切な「補償」行動を取ることをおすすめしています。
適切な補償行動を取るためには、自分自身の器官劣等性を見つめ直す作業が必要です。その方法は下記にまとめています。

引用・参考文献:アルフレッド・アドラー(1984).『器官劣等性の研究』.金剛出版,p162

コンプレックスを解消するためできること

コンプレックスを解消するためできること

コンプレックスを解消するためには、自分の性器の気になるところを書き出す、目標を数字で明確にし、スモールステップで達成する、逃避行動を阻止するテクニックを活用するなどの方法が有効です。
早速、具体的な方法をみていきましょう。

自分の性器の気になるところを書き出す

自分の器官劣等性の特徴を知るために、まずは自分の性器の気になるところを何でも紙に書き出してみましょう。スマホのメモでも構いません。文字にしてみることで「外在化」ができ、課題を客観視する助けになります。次に、性器の気になるところに加え、生活上の気になる行動も外在化してみて、程度の大きいものから順番に箇条書きにしてみましょう。箇条書きで上位にあがるものほど器官劣等性が高く、適切な補償で対処する必要があることがわかります。

目標を数字で明確にし、スモールステップで達成する

自分の性器の気になるところや生活上に支障をきたす行動を外在化してみたら、次に目標を立てます。例えば、目標を「包茎であることを気にしなくなり、温泉やサウナ、性生活に積極的になること」とするなら、現在の達成度を具体的な数字で表してみましょう。自分の性器の気になる程度は10が最も気になるとしたら7くらいで、5に下げるために下記に紹介する逃避行動のテクニックを活用する。さらに3にするために包茎手術を受けるなど、具体的にスモールステップで補償の選択肢を考えるのがポイントです。

逃避行動を阻止するテクニックを活用する

親しい友人や家族との温泉旅行やサウナ、パートナーとの性行為を避けるなど、特定の状況を回避してしまう場合は不安感を消そうとするのではなく、共存する道を選ぶことが大切です。例えば不安が湧きやすい状況では、あえてルーティンを変えたりゆっくり動いてみたりして違和感に慣れる練習をします。例えば、入浴の際に性器が気になるなら、身体を洗う順番を変える、ゆっくりお湯に浸かり温かさに注意を向けるなどして気を逸らします。

前向きな選択肢として包茎手術を選ぶことが大切

「不安」の感情はやっかいですが、自分自身の社会的な安全が脅かされていることを知らせる大事なサインでもあります。仮に、包茎であることで周囲の人から男性として半人前扱いをされ、パートナーを作ることや性生活を送ることに影響を及ぼすなら、「自分が子孫を残すことに支障をきたすかもしれない」と身の危険を感じるのは当然の感情です。
これは極端な例ですが、不安が行き過ぎても、本来心配しなくても良いことまで心配になり、ますます特定の状況を避け、場合によってはうつ病や醜貌恐怖症などの精神疾患につながる恐れもあるため注意が必要です。もちろん、私たちに不安の感情があるおかげで、アドラーの言うように器官劣等性を補償するため前向きに行動できる面もあります。不安は人間にとって必要な感情なので完全になくすことはできませんが、上手に付き合うことであれば可能です。
あくまでコンプレックスを和らげ、目標を達成するための一手段として、包茎手術を選ぶことが大切なのです。

包茎手術はメンタルにも良い影響を与える

包茎手術はメンタルにも良い影響を与える

包茎手術により、見た目や性生活に関する苦手意識や後ろめたさが改善され、精神的な健康も向上するメリットを受けることができます。具体的には後ろめたさがなくなり自分に自信がつく、温泉やサウナなどに気にすることなく出かけられる、性生活に前向きなれるなどの変化がみられることが分かっています。

後ろめたさがなくなり自分に自信がつく

包茎手術を受けることで、何より自分が包茎であるというコンプレックスを解消でき、自分に自信をつけることができます。心因性EDである場合は、手術を受けることが不安や緊張のもとである精神的ストレスの解消につながり、自律神経が整いリラックスするため、勃起力の向上を期待できます。

温泉やサウナなどに気にすることなく出かけられる

包茎手術を受けることで、温泉やサウナなど自分の性器が人目につく場所に気兼ねなく出かけられるようになります。男同士の裸の付き合いへ積極的に参加できるようになることで、社交性も増し、コミュニケーションが活発になり、人間関係を良好に築きやすくなります。

性生活に前向きになれる

性行為の際、痛みや早漏が生じることへの不安や、避妊具が外れる心配は、包茎手術を受けることで軽減できます。パートナーを満足させられるか不安という人は、手術を受けることが自信につながり、性生活に前向きになる傾向があります。何よりも見た目にも直接的な変化がみられるため、鏡に自身が映った時や洋服を脱いだときに自然と堂々と振る舞える自分に気付くでしょう。

コンプレックスと上手に付き合う術が身につく

包茎手術を受ける人は、手術を受けるまでの間にたくさん悩み、さまざまな情報を入手し、本当に自分が手術を受けるべきか考え行動します。悩む時間を持つだけ、自分自身のコンプレックスと向き合う時間が作れるので、上手に距離を取り、付き合う術が自然と身につきやすくなります。

おわりに

おわりに

いかがでしたでしょうか。包茎であることを気にしすぎると、自分は醜いという感覚にとらわれ日常生活に支障をきたす醜形恐怖症や、アドラーのいう劣等コンプレックスに陥る可能性があるため、気をつける必要があります。改善のポイントは、他者との比較ではなくあくまで自分の理想を追求し、明確化すること。悩みを解消できる適切な方法を選択することです。また、スモールステップで目標に近づくことも大切です。
人間は生存本能としてネガティブなことを優先度高く考えてしまう生物です。最新のマインドフルネスの研究によると、人間はネガティブなことを反芻している時も明確に精神にダメージを受けています。
これから先も今までと同じように考え続けるのではなく、自分の心の底に潜んでいる本音や本当の感情に気付き、自分の人生を楽しんでいきましょう。包茎手術はそんなあなたを応援する前向きな選択肢の1つです。