ED・AGA|さぎぬま泌尿器科・美容クリニック|川崎市宮前区の泌尿器科

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ED・AGA

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ED(勃起不全)

EDとは

EDとは

EDとは医学的には「満足な性行為を行うのに十分な勃起が得られない、または維持できない状態が持続・再発すること」と定義されています。勃起が起こらない、ペニスの硬さが不十分、勃起状態が維持できないなど、満足な性交が行えるだけの十分な勃起機能が得られない状態は、いずれもEDとなります。

EDの症状

EDは機能的に性交ができない状態のことですが、具体的には次のような症状が認められます。

  • 性的刺激を受けても勃起しない
  • 陰茎の硬さが不十分
  • 性交の途中で陰茎が萎縮してしまう
  • 射精が出来ない

EDの原因(タイプ)

EDは原因によって、4つのタイプに分けられます。

心因性ED

精神的、心理的な要因で勃起不全や障害が起こるタイプで、比較的若い方にみられます。日々の生活の中で、過度なストレスやプレッシャー、トラウマなどがあると性的な刺激があってもうまく勃起できなくなります。妊娠のための性交がプレッシャーになることもあります。

器質性ED

身体的な要因で血流や神経に何らかの異常があり、うまく勃起できない状態が器質性EDです。糖尿病や高血圧、脂質異常症などの生活習慣病で、血管に負担がかかり、動脈硬化を発症し、血流が悪くなることでEDを起こすことがあります。また、喫煙や過度な飲酒もEDを引き起こす原因と考えられています。

混合性ED

動脈硬化の進行や神経障害などの器質性と、精神的ストレスなどの心因性の原因が混合しているEDです。比較的ご高齢の方に多くみられます。

薬剤性ED

何らかの薬を服用している場合、その副作用によってEDが起こることがあります。薬によるものか気になる場合は、医師に確認してみましょう。

EDの治療

治療は薬物治療が中心となります。安全に服用できるかを確認するため、必要に応じて血圧、脈拍、血液検査、尿検査などを行います。ED治療薬の服用にあたっては、治療中の病気があれば服用できるかを主治医にご確認ください。

ED治療薬の主な副作用

EDの内服薬は、性的興奮を起こす催淫効果や媚薬効果がある薬剤ではなく、勃起の発現や持続を助ける薬剤です。それぞれに内服方法、持続時間、効果発現時間に特徴があります。

シルデナフィル(バイアグラ)

知名度と実績があります。食事の影響を受ける特徴があるため、空腹時に服用します。持続時間は約4時間で、服用から30分~1時間程度で効果が発現するとされています。
副作用には、頭痛、ほてり、紅潮、鼻詰まり、目の充血、血圧低下などが報告されています。

バルデナフィル(レビトラ)

硬さと即効性が期待できるED治療薬です。空腹時、もしくは軽食時の服用が推奨されています。脂肪の多い食事は効果が得られにくいとされていますので、軽食の内容には注意が必要です。持続時間は5~10時間で、服用から15~30分程度で効果が発現するとされています。
副作用には、頭痛、ほてり、紅潮、鼻詰まり、消化不良、めまい、動悸、血圧の低下、頻脈、一時的な視覚異常などが報告されています。

タダラフィル(シアリス)

他のPDE5阻害剤と比べ、食事の影響を受けにくいという特徴があります。食事のタイミングを気にせずに服用することができます。持続時間は最長36時間程度で、服用から30分程度で効果が発現するとされています。
副作用には、頭痛、ほてりや紅潮、消化不良、背中の痛み、倦怠感などが報告されています。

ED治療の費用

ED治療は厚生労働省の認可を受けていますが保険は適用されていません。診察費、治療費、検査費など全額自己負担となります。

AGA(男性脱毛症)

AGAとは

AGAとは

AGAは他の脱毛症と異なり、思春期以降に額の生え際や頭頂部の髪がどちらか一方、または双方から薄くなり進行していくのが特徴です。細くて短い髪の毛が多くなり、全体として薄毛が目立つようになります。
また、女性にもAGAは起こりますが、男性とは異なり、更年期に多発し、頭頂部の広範囲で頭髪が薄くなる状態がみられます。

AGAの進行

AGAは、抜け毛、薄毛がゆっくりと進行していきます。毛包が十分に成長しないため、髪の毛が太く長く育たないうちに抜けてしまいます。
毛包が存在している限り、髪の毛は太く長く育つ可能性がありますので決して諦める必要はありません。遺伝性の原因が多いからと諦めてしまう人も多いのですが、日々のケアやきちんとした検査結果をもとに治療をすれば、薄毛を防ぎ健康的な強い髪に戻せる可能性があります。早めのケアと治療を開始しましょう。

AGAの原因

脱毛箇所には「ジヒドロテストステロン(DHT)」が高濃度にみられ、これがヘアサイクルの成長期を短くする原因物質と考えられています。AGA徐々に薄くなったりして抜けていきますが、そのままにしておくと進行は止まらない進行型のものです。早めの対処が必要になってきます。

AGAの治療

内服薬

抜け毛の原因物質と考えられているジヒドロテストステロン(DHT)の増殖を抑制する効果が期待できる内服薬(成分:フィナステリド)や、抜け毛部位に太く長い毛の本数を増やすことが期待できる(成分:デュタステリド)など処方しております。
効果が発揮されるまでには少なくとも半年ほどはかかります。半年後に効果が実感できたら、その後は長期的に服用を続けていただくことが大切です。効果の現れ方には個人差がありますが、短期間で効果が現れないからといってご自身の判断で服用を止めてしまうとAGAの進行を薬で止めている状態ですので、再び進行が始まります。服用を止める際には医師にご相談ください。

副作用

性欲の減退、勃起機能不全(ED)、肝機能障害等。
内服中に、肝臓の酵素が上昇したという報告があります。肝機能障害のある方は医師に必ずご申告をお願いします。
前立腺がんの検診を受ける予定のある方は、前立腺がんで測定される数値に影響を及ぼすことがありますので、必ず検査を実施される前に医師に服用していることをお伝えください。
妊婦や妊娠している可能性のある女性及び授乳中の女性が服用すると、男子胎児の生殖器官等の発育に影響を及ぼす恐れがありますので服用しないでください。

ミノキシジル内服・外用

ミノキシジルは世界で初めて認可された脱毛症治療薬で発毛を促す効果があります。外用薬(外用液)は、頭皮に使用することで毛包に直接作用し、発毛、育毛効果を発揮し、抜け毛が減ることも効果のひとつです。また、毛母細胞へ必要な栄養や指令を送る毛乳頭細胞そのものを増殖させる効果も併せ持つとされ、これらの作用により発毛を促すと考えられています。

副作用

かゆみ、かぶれ、むくみ、多毛、アレルギー、動悸、かゆみ等。
ミノキシジルには、内服薬と外用薬(外用液)の2種類が存在し、それぞれ副作用の発生具合が異なります。頭皮に直接塗布する外用薬は、発疹やかゆみなどの頭皮トラブルが生じる可能性があります。内服薬は動悸やめまいなどの副作用を起こす可能性があります。