ボトックス(BOTOX)注射とは?効果や副作用を解説|さぎぬま泌尿器科・美容クリニック|川崎市宮前区の泌尿器科

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ボトックス(BOTOX)注射とは?効果や副作用を解説

ボトックス(BOTOX)注射とは?効果や副作用を解説|さぎぬま泌尿器科・美容クリニック|川崎市宮前区の泌尿器科

ボトックス(BOTOX)注射とは?効果や副作用を解説

ボトックス(BOTOX)注射とは?効果や副作用を解説

「ボトックス注射ってどんな効果があるの?」
ボトックス注射に興味を持つ人の中には、このような疑問を持つ人がいるのではないでしょうか。これからボトックス注射の効果や副作用、よくある質問などを解説します。
ボトックス注射の施術を検討している人や、ボトックス注射のメリット・デメリットを知りたい人はぜひ参考にしてみてください。

ボトックス注射とは?

ボトックス注射とは?

ボトックス注射とは、A型ボツリヌス毒素(天然のタンパク質)を有効成分とする薬剤を注射する治療です。
ボツリヌス毒素には、筋肉を動かす神経伝達物質アセチルコリンの作用を抑制するはたらきがあります。
気になる部位にボトックス注射することで筋肉がリラックスし、表情筋によるしわや、顔のエラ張りなどの改善に役立ちます。
また、アセチルコリンの作用を抑制するはたらきにより、花粉症の症状緩和や多汗症の改善も期待できるのが特徴です。

ボトックス注射の種類

ボトックス注射の種類

当院では、A型ボツリヌス毒素製剤「ボトックスビスタ®(BOTOX Vista)」を使用しています。
アラガン・ジャパン社製の製剤であり、日本で唯一の厚生労働省承認製剤です。アラガン社は、1980年代よりA型ボツリヌス毒素製剤の開発を行い、多くの臨床経験を積んできた企業です。
BOTOX Vistaは発売以来、全世界でトップシェアを誇り、その効能効果は世界60カ国以上で承認されています。

ボトックス注射の特徴

ボトックス注射の特徴

ボトックス注射には3つの特徴があります。おもな特徴は以下の通りです。

  • しわ改善や小顔効果が期待できる
  • ダウンタイムが比較的短い
  • 短時間で施術が受けられる

施術時間やダウンタイムが短く、気になる部位のしわが改善できるため、利用しやすい施術といえるでしょう。

しわ改善や小顔効果が期待できる

ボトックス注射によって、眉間や額、目尻といった表情を変化させる際に目立つしわを改善できます。
笑ったり、顔をしかめたりする際に生じるしわが刻まれていくと、年齢よりも老けて見られることがあるでしょう。
ボトックス注射を気になる部位に注射することで、その部位のしわを改善し、予防にもつなげられます。また、エラに注射することで小顔効果も期待でき、シャープな印象が与えられるのも特徴です。

ダウンタイムが比較的短い

ボトックス注射後のダウンタイムは、基本的に2〜3日程度とされています。内出血や赤みが出ることがありますが、ファンデーションで隠せる程度であるため、心配ありません。
たとえば、休日前にボトックス注射を行い、ダウンタイムを経て通常と変わらない生活を送る人もいます。ダウンタイムが長いとされる外科的な治療よりも、影響が少ない点が特徴です。

短時間で施術が受けられる

ボトックス注射の施術時間は、5〜10分程度であり、短時間で施術が終了します。メスを使用し、切開することもないため、大きな傷が残ることなく施術が受けられます。

ボトックス注射の効果の期間はいつまで続く?

ボトックス注射の効果の期間はいつまで続く?

ボトックス注射後は、一般的に2〜3日後に効果が現れ、約1〜2週間程度で効果が安定します。安定したあとは、早い人で3ヶ月、長い人で6ヶ月程度効果が続きます。
ボトックス注射の効果を持続させるには、ボトックスの効力が残っている状態で定期的に施術をするのがおすすめです。
3〜4ヶ月程度に1回の頻度で施術を行うと良いでしょう。注意点としては、施術後に注射箇所に刺激を与えると、効果が得られにくくなる点です。
また、ボトックスは熱にも影響を受けるため、長時間の入浴なども避けることをおすすめします。
ボトックス注射は、施術部位や肌の状態によって、効果の持続時間が異なります。効果を持続させるために、医師と相談しながら定期的に通院しましょう。

ボトックス注射の施術部位とその効果

ボトックス注射の施術部位とその効果

ボトックス注射は、部位ごとによって得られる効果が異なります。さぎぬま泌尿器科・美容クリニックで施術しているボトックス注射の範囲は以下の通りです。

  • 眉間
  • 目尻
  • 口周り
  • 口角
  • 下顎
  • エラ
  • ふくらはぎ

ボトックス注射を行うことで、注射した箇所の筋肉のはたらきが抑制され、しわの改善ができるのが特徴です。また、肩こりや歯ぎしり、多汗症などの状態を改善できる場合もあります。

額にしわができる原因には紫外線や乾燥などがありますが、その中でもしかめっ面になったり、眉を上げたりする回数が多い、など表情筋の動きにより生じやすくなります。表情じわとも言われ、顔のパーツの中でも目立つ箇所であるため、気になる人は多いでしょう。
ボトックス注射を行うことで、目立つ額の横しわが改善できます。顔の表情をつくる筋肉の収縮を抑えることで次第にできる慢性的なしわを防ぎます。ただし、まぶたを上げる筋肉が弱い状態である眼瞼下垂(がんけんかすい)の場合、副作用で目が開きにくくなる恐れがあります。該当する可能性のある人は施術前にご相談ください。

眉間

眉間のしわは、加齢により皮膚の水分量が低下し、繊維組織が衰えることや表情の癖などで深くなる可能性があります。特に眉間は不機嫌な顔に見える、老けて見えるなど相手に与える印象にも大きな影響があります。
ボトックス注射を行うことで、眉間のしわに関係が深い鼻根筋(びこんきん)や皺眉筋(しゅうびきん)の動きを抑制します。これにより、眉間に刻まれたしわの改善が期待できます。

目尻

目尻のしわは主に笑う時にできるため、笑いじわとも呼ばれており、放射状に刻まれていることから「カラスの足跡」とも呼ばれています。目の下にある眼輪筋(がんりんきん)の面積の拡大にともない、目尻のしわが生じます。目元は相手の一番目を引く場所でありその人物の魅力を映し出すパーツでもあります。
眼輪筋にボトックス注射を行うことで、筋肉が緩み、目尻のしわが改善可能です。また、下まぶたが下がり、目が大きく見える効果が期待できます。

口周り

口周りのしわで気になる人が多いのが、鼻から上唇にかけて生じる縦じわです。口元をすぼめる際に使用する口輪筋(こうりんきん)が関係し、縦じわが作られます。見た目の年齢をあげてしまうシワの一つです。
縦じわに対しボトックス注射を行うことで、筋肉のはたらきが抑制され、縦じわが改善できます。

口角

年齢を重ねると、口角を上げるための口角挙筋(こうかくきょきん)や大頬骨筋(だいきょうこつきん)が緩みます。そのため、相手に与える印象が暗くなり、老けて見られる可能性があります。そして口角からアゴにかけて垂直に伸びる「マリオネットライン」はエイジングのサインです。
口角にボトックス注射を行うことで、筋肉のはたらきが抑制され、口角が上向きに上がった状態が作れます。

下顎

下顎は、無意識に力が入りやすい部位であり、梅干しのようなしわ、いわゆる梅干しジワが生じる可能性があります。これはアゴにあるオトガイ筋が緊張する場合に生じます。ボトックス注射を行うことで、下顎の筋肉がゆるみ、顎のラインが綺麗になって輪郭がすっきりすることにもつながります。

エラ

エラが張る原因は、生まれつきの骨格と、顎の周りの筋肉である咬筋(こうきん)の発達が関係しています。エラの張りは顔の横幅が広がり、四角い顔に見える原因となります。咬筋にボトックス注射を行うことで筋肉が緩み、フェイスラインがすっきり見え、小顔効果が期待できます。また、歯ぎしりや食いしばりの改善にも効果があることが分かっています。

ボトックス注射を行うことで僧帽筋(そうぼうきん)の緊張が抑えられ、肩こりが改善できます。
また、盛り上がった肩のラインがすっきり見えるため、肩やせ効果が期待できます。肩幅が広いせいでガッシリ体型に見られてしまう人、女性らしい華奢な印象を与えたい人におすすめです。

脇にボトックス注射を行うことで、汗の原因となる皮下組織のエクリン腺を麻痺させ、汗と臭いが抑えられます。脇汗が多くなると、汗ジミや臭いが目立っていないか心配になるものです。汗の跡が見えにくい洋服を選んだり、腕を上げないように気を使われている方も多いのではないでしょうか。多汗症でお悩みの人にもおすすめです。

ふくらはぎ

足が太く見えてしまう原因の一つがふくらはぎの大きさです。ふくらはぎは、むくみや脂肪の蓄積、スポーツなどで筋肉が発達することで太くなります。細くするためにトレーニングをしたつもりが、今度は筋肉が付いてしまい、がっしりとした印象を与えてしまうことも。そしてふくらはぎの筋肉は一度発達すると落とすのが難しいとされています。姿勢や生活習慣など多くの要因が絡んでいるため、運動やダイエット、エステなどでも効果が得られない場合があるでしょう。一方で、ふくらはぎの筋肉である腓腹筋(ひふくきん)にボトックス注射することで、筋肉が縮小して細くなる効果が期待できます。

ボトックス注射の料金

ボトックス注射の流れ

ボトックス注射の流れ

ボトックス注射のおもな流れは、以下の通りです。

  • 1.カウンセリング
  • 2.洗顔
  • 3.写真撮影
  • 4.消毒・麻酔
  • 5.施術

上記5つのステップで治療が進んでいきます。施術前に把握しておきましょう。

1

カウンセリング

ボトックス注射を行う際は、まず医師による診察とカウンセリングを受けましょう。気になる部位に関するお悩みや症状を把握し、患者さんごとに合った治療プランを提案するために、カウンセリングは大切です。ご要望を伺った上で医学的な視点でご説明します。不安なことや気になる点があれば、遠慮せずに聞いてください。

2

洗顔

カウンセリング後に洗顔をスタッフからご案内します。施術箇所にメイクをしている場合は、メイクを落としましょう。施術箇所以外のメイクを落とす必要はありません。

3

写真撮影

洗顔後は施術前後評価のため注射部位の写真を撮影します。

4

消毒・麻酔

施術の前に、ボトックス注射の箇所に対して消毒を行います。その後施術となりますが、もし痛みが心配な場合は表面麻酔を行うことで、痛みを軽減しながら施術が受けられます。痛みが心配な人は、事前にお申し出てください。

5

施術

施術直前に医師と一緒に鏡を見ながらどこの部位にどの程度注入するかを最終確認します。またその際に位置がずれないよう蛍光ペンでマーキングをします。ボトックス注射の際は、希望の場所に数か所ボトックスを注入されます。施術時間は場所にもよりますが10〜20分程度です。
施術が終わったら終了です。メイクは翌日からになりますのでマスクを着用してお帰り頂きます。施術当日の長時間の入浴や運動、マッサージなどは控えておきましょう。

ボトックス注射は全て
野口尊弘院長が行います

野口医師

さぎぬま泌尿器科・美容クリニックの野口尊弘院長は、アラガン・ジャパン株式会社が定めている施注資格研修プログラム(Certification Training Program)に参加し、認定資格を取得している医師です。
ボトックス・ビスタ認定とは製造販売承認しているアラガン・ジャパン株式会社が定める認定医制度です。

ボトックス注射の副作用

ボトックス注射の副作用

ボトックス注射には副作用があります。おもな副作用は以下4つです。

  • 赤み・腫れ・内出血
  • 頭痛・倦怠感
  • 皮膚のたるみ
  • 違和感

注射の特性上、赤みや腫れ、内出血などが起こる可能性があります。またボトックスの打ち方や注入量などによっては、違和感や倦怠感などが起こるでしょう。施術を受ける際は、あらかじめこれらのリスクを把握しておくことが大切です。

赤み・腫れ・内出血

ボトックス注射後に、赤みや腫れ、内出血が起こる可能性があります。しかし、これはボトックスが原因ではなく、注射針が刺さることによるものです。
アレルギー反応によってこれらの副作用が起こる場合もありますが、体への悪影響が少ないとされているため、心配ありません。
赤みや腫れ、内出血が起こっても、ファンデーションやコンシーラーなどで隠せます。また、一般的には2週間程度でこれらの副作用は治まるため、心配する必要はないでしょう。

頭痛・倦怠感

ボトックス注射を行うことで、今まで使用していた筋肉が動きづらくなり、それ以外の筋肉とのバランスが崩れます。そのため、組織の支え方が変わり、疲労が蓄積して頭痛や倦怠感が起こる可能性があります
とはいえ、数日安静に過ごしていれば、症状は治まっていくでしょう。もし、症状が治まらない場合は、速やかに医師に相談してください。

皮膚のたるみ

ボトックス注射の打ち方によっては、筋肉が緩むことで皮膚が余り、たるみにつながる可能性があります。特に、皮膚の弾力性が低く、皮膚が薄い年配の人に起こる可能性があるでしょう。
施術者の技術や知識が乏しい場合、ボトックスの注入量が十分でないことがあり、このような副作用が起こる場合があります。

違和感

たとえば、表情じわの改善のためにボトックス注射を行うことで表情筋が動かしづらくなり、違和感が生じる可能性があります。また、ボトックス注射の量が多すぎてしまい、表情が不自然になるリスクもあるでしょう。施術する際は、知識や技術力のある医師のもとで受けることをおすすめします。

ボトックス注射の副作用のリスクを抑える方法

ボトックス注射の副作用のリスクを抑える方法

ボトックス注射の効果を得るためには、想定される副作用のリスクを抑えることが大切です。ボトックス注射後は、おもに以下の点に注意しておきましょう。

  • 施術箇所に対するマッサージは控える
  • 体が温まる行為は控える

激しい運動や長時間の入浴、マッサージなどを控えることで、副作用のリスクが抑えられるでしょう。

施術箇所に対するマッサージは控える

ボトックス注射を行った箇所に対してマッサージを行うと、施術部位が圧迫され、内出血するおそれがあります。また、注入したボトックスが想定外の箇所へ広がってしまい、予期せぬ場所に効果が現れる可能性があります。施術後のマッサージは控えておきましょう。

体が温まる行為は控える

体が温まると血行が良くなり、痛みや腫れ、内出血などの症状が出やすくなります。また、ボトックスは熱に影響を受けやすく、体温が上昇することで効果が薄れてしまう可能性があります。ボトックス注射後は、長時間の運動や入浴を控えておきましょう。

ボトックス注射に関する
よくある質問

よくある質問

ボトックス注射を検討している人や、ボトックス注射を経験済みの人に向けて、よくある質問をまとめました。

  • ボトックスは体に悪い?
  • 笑顔がぎこちなくなる?
  • 妊娠中はボトックス注射できる?

ボトックス注射にはメリットだけでなく、デメリットもあります。それぞれを理解し、施術を検討しましょう。

ボトックスは体に悪い?

ボトックスは、眼瞼痙攣の治療薬として1997年から厚生労働省の認可を受けており、一定の安全性が認められています。一方で、筋萎縮性側索硬化症や重症筋無力症などの障害を持つ人の場合、重篤な副作用が起こる可能性があります。これらの既往歴がある場合は、施術を控えましょう。

笑顔がぎこちなくなる?

医師の知識・技量やカウンセリング不足により、施術箇所が不適切な場合、想定外の筋肉に効果が現れてしまう場合があります。また、ボトックス注射が適量より多い場合は、効き目が想定よりも利きすぎる可能性があるでしょう。このような場合、肌がこわばったり不自然にひきつれたりする可能性があり、表情にぎこちなさが出るおそれがあります。施術を受ける際は、経験豊富な医師のもとで施術を受けましょう。

妊娠中はボトックス注射できる?

妊娠中だけでなく、妊活中、授乳中はボトックス注射ができません。精子や卵子に対するボトックス注射の影響が分かっていないためです。また、母乳を介した乳幼児の発育への影響も分かっていないため、出産後のボトックス注射も推奨されていません。

まとめ

まとめ

ボトックス注射は、気になる部位のしわを改善できる施術です。ダウンタイムや施術時間が短く、大きな傷なども残らないため、比較的受けやすい施術といえます。
一方で、施術後に赤みや腫れ、皮膚のたるみといったリスクが起こる場合があります。ボトックス注射を受ける際は、効果や副作用を理解し、知識や経験豊富な医師のもとで施術を受けましょう。
ボトックス注射は、医師の技術によって効果が左右される施術です。当院の野口院長は、大手美容クリニックにて多くの実績を積み、豊富な経験・知識があります。
また、日々トレーニングを積みながら技術の向上を図っています。ボトックス注射にご興味をお持ちの人は、ぜひ当院にて施術をご検討ください。